妊娠初期の看護師が夜勤業務にはいるのって、心配なことが多いですよね。
看護師のお仕事は日勤の業務でさえハードです。
夜勤業務ともなると、その状況に加えて、スタッフの人数が少なくなるので、更にハードです。
このような状況で妊娠初期ともなると、とてもキツイことが分かりますよね。
そこで、今回は看護師の私が妊娠初期に夜勤も経験したことがあるので、その時に気をつけたことをお伝えしていきます!
妊娠初期の看護師が夜勤業務で気をつけること
妊娠初期の看護師が夜勤業務で気をつけること、以下の3つについてお話していきます。その3つは以下のとおりです。
- つわり
- 腰痛
- 冷え
妊娠中なら当たり前のことですが、「看護師の仕事をしながら」「夜勤ならは」の対応策にも下記で詳しく触れています。
夜勤中のつわり対策
妊娠初期はつわりに悩まされる時期ですよね。看護師の仕事はどうしても、つわりにはきつい「臭気」にさらされることが多いです。
特に、トイレ介助や食事介助のときは凄くきついですよね。
私も勤務中に何度もトイレに駆け込んでオエオエしたことか・・・。
夜勤中はとくに人数も少ないので、つわりの症状が心配になってきます。
私は以下のようにつわりの対策をしました。
- 香りつきのマスクでごまかす
- 白衣のポケットに小さなお菓子を忍ばせる
- 白衣のポケットのビニール袋を忍ばせる
- 飴玉を舐める
- 夜勤のパートナーに自分がつわり中ということを伝える
香りつきのマスク
妊娠中、そしてつわり中の看護師がきついのは、やはり、「臭気」ですよね。
私は、先輩におすすめされて「香りつきのマスク」を良く使っていましたよ!
ラベンダーとか色々香りはありますが、私がおすすめするのは「レモン」の香りです。
つわり中は、人によって吐き気を催す香りが違うので、まずは少ない枚数を買って、自分にあった香りかチェックしてみるといいですね。
香りつきマスクは1枚の値段がお高いので、「アロマスプレー」をマスクに振りかけるのもありですよ。
ポケットにお菓子を入れる
つわりはお腹が空いたときに悪化する人が多いので、お腹が空いてなくても、食べられそうなタイミングでお菓子などを食べるといいですね。
夜勤の場合は日勤と違って人が少ないので、いちいち休憩室へ戻っていたらパートナーさんも大変ですし、自分も大変です。
サッと食べれるようにポケットに入れておくのがベターです
ポケットにビニール袋を入れる
これは吐き気のピークで、トイレが間に合わなかったとき用のエチケット袋ですね。
キレイに折りたたんで入れると間に合わないので、私はあえてクシャクシャにしてポケットに入れていました。
新品のビニールって、入口がくっついて開き辛いこともありますし、てこずっている間にリバース・・・。
なんて悲劇が起こらないように、開きやすい状態で持ち歩くのが吉ですね。
ビニール袋があると、「万が一吐いても大丈夫」という気持でいられるので、ちょっとしたお守り代わりにもなりました。
夜勤中のパートナーにつわりを報告する
夜勤は人が少ないので、パートナーになる相手には自分が今つわり中であることを必ず伝えましょう。
妊娠していることを知られたくないから、つわりも隠したい・・・。と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが・・・。
つわりの吐き気から何度もトイレに駆け込んだり、明らかに様子がおかしいことは気が疲れると思います。
勘のいい人なら、「妊娠」に気づいて考慮してくれるかもしれませんが、そうでない人なら「さぼっている」と勘違いされるかもしれません。
あらかじめ「つわり」であることを打ち明けておきましょう。
妊娠報告の時期についての記事もありますので、よければ参考にしてみてください。
https://kureyonblog.com/kanngoshi-ninnsinnhoukoku-3riyuu
腰痛
妊娠時の腰痛って、お腹が大きくなってからの後期のイメージが強いかもしれませんが、私の場合妊娠初期からありました。
夜勤中は気温も下がりますし、拘束時間も長いので、普段より腰の痛みが強く感じることが多かったです。
骨盤ベルトを巻くとかなり楽になるので、妊娠初期からでも骨盤ベルトで腰痛対策をしていったほうがいいですね。
通院している病院の助産師さんからのおすすめで「トコちゃんベルト」を愛用していました。
重いものは持たない
基本中の基本ですが、妊娠中ですので重たいものは持たないようにしましょう。
そのためには、やはり夜勤のパートナーさんへあらかじめ相談して、トランス介助量が大きい患者さんのケアには、だれかと代わってもらうようにした方がいいですね。
しかし、夜勤は人数が少ないので、体交に入らないといけない場面もありますよね。そん時は、看護師新人時代を思い出して「ボディメカニクス」を意識しましょう。
ボディメカにクスの基本は
足を広げて
重心を低く
です!
ちょっとした意識で体への負担も変わるので、体交時に意識してみてくださいね。
看護師の腰痛については、看護協会や厚生労働省でも問題に取り上げられています。
看護協会の記事には、腰痛と「労災」についても記述されているので、興味のある方は読んでみてくださいね。
冷え
先ほども述べましたが、私の場合、夜勤中は気温も下がる&拘束時間が長いため、腰痛が悪化していました。
妊娠中は、なるべく体を温めたいところですので、カーディガンを羽織る、インナーを温かいものに変えるなどして対策をとっていましたよ。
夜勤の休憩時間にはホットパックを病棟から借りて、お布団の中に入れてから休んだりもしていました。
妊娠初期の夜勤が不安な人へ
上記で妊娠初期の夜勤業務で気をつけたいことを述べました。
ですが妊娠初期は周りのスタッフも気がつかないですし・・・。どんなに万全な対策をとってもやはり不安ですよね・・・。
不安を取り除けるような以下の方法があるので、詳しくご紹介していきますね。
- 夜勤を免除する
- 思い切って退職する
夜勤免除を検討する
妊娠に気がついたときにはすでに夜勤業務がはいっていて、夜勤に出るしかない・・・。
とおもっていませんか?
もし、不安がとても大きかったり、1度夜勤をしてみてや「キツイ」と感じるのであれば
看護師の夜勤免除についてまとめてありますので、よければ参考にしてみてください。
https://kureyonblog.com/kangosi-yakinn-4tutishiki
思い切って退職する
1度夜勤を試してみて、不安が拭えないのであれば、退職することを強くオススメします・・・。
私は「不安だけど、やってみなくちゃ分からない」という性格で、辞め所がわからず、結局切迫早産になってしまいました。私の場合はということで、全員がそうなるとは限りませんが・・・。
私の場合、「大丈夫かな?」という不安な気持が「張り」に繋がることだってありました。
不安が強い方は、思い切って退職してしまうのも有りです。
退職したからといって一生看護師の仕事から離れるわけではありませんし、長い人生の中で、妊娠期に看護師をお休みする期間があってもいいと思うんです。
かといって、看護師が退職するのはとても大変ですよね。
転職サイトの「看護のお仕事」なら、退職のサポートもしてくれますし、産後再就職しようと思ったときの手助けにもなりますよ。
特に、妊娠期間は体のために退職して、産後はすぐに再就職したいという方には、妊娠中にも転職先について早めに考えた方がいいので、早めに登録・相談することをおすすめします。
下記の記事に詳しく書いていますので、参考になれば嬉しいです。
https://kureyonblog.com/sango-saisyushoku-itukara
「看護のお仕事」って?
看護のお仕事は、基本的には転職をサポートするサイトで、あなたの希望する条件にぴったりな転職先を探してくれるサイトです。
「看護のお仕事」を使うメリットは以下のとおりです。
⇒退職~転職後までのサポートがあります。
内部情報が知れる
⇒気になる病院の内部状況が知れます。
待遇交渉をしてくれる
⇒自分ではしにくい待遇交渉をしてくれます。
もちろん、これらのサポートを全て無料で受けることができます。
転職したいけれど、その前に退職できずに困っているのであれば、まず看護のお仕事に登録して、相談してみてはいかがでしょうか?
看護のお仕事に関してまとめた記事はこちらです。
看護のお仕事はしつこい!?評判や口コミを集めてみた【実際に登録した体験談有】
その他の部分でおすすめできる転職サイトもありますので、ほかの転職サイトが気になると言う方はこちらをご覧ください。
看護師の転職サイトランキングベスト3~看護師おすすすめサイト~
まとめ:看護師が夜勤で気をつけること一覧
今回は、妊娠初期の看護師が夜勤で気をつけることについてお話しました。
最後にもう一度、その内容を一覧にしますね。
- つわり⇒香りつきマスクやお菓子を持ち歩く
- 腰痛⇒ベルトを着用する。ボディメカにクスを使う
- 冷え⇒カーディガンなどの着用をする。
妊娠初期の看護師さんが、無事に出産できることを願っています。