この記事では、看護師の仕事がイライラしすぎて実際に辞めた私の体験談と短期間で辞めるコツをお伝えしています。
看護師の仕事は毎日過酷。
疲れきってイライラして、
もう辞めたい!
と思うことだってありますよね。
そこで今回は…
看護師の仕事でイライラしすぎて仕事を辞めた私が、
体験談をもとに、短期間で看護師を辞められるコツを紹介していきます。
「これが自分の人格か?」と思うくらいのイライラがまったくなくなり、
看護師の仕事に誇りと喜びを感じることができた私の経験が、
同じように辛い状況の方に届けば…
と願いを込めてかきました。
- 看護師の仕事にイライラしていた理由
- 辞めさせてくれない看護界の厳しい現実
- 辞めるのに1年近くかかった私と3ヶ月で辞めた先輩の話
- 一度退職し、転職した後の話
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イライラしてた看護師が笑顔の看護師になれるまで
表面ではニコニコ患者さんに対応していた私ですが、本当は心の中でイライライライラ・・・。
そんな毎日に疲れきて、嫌気がさしてついに辞めることを決断した私。
やっとの思いで辞めることができて、イライラナースからニコニコナースになれたので、それまでの流れを体験談として残しておきますね。
疲れきって、消耗する毎日にイライラ・・・
私が働いていたのは急性期病院でした。
急性期ならではともいえる、異常なまでの忙しさに心が疲弊していました。
以下のような労働条件は普通じゃないと思います。
- 毎日2~3時間のサービス残業当たり前。
- 時間外の病棟会に勉強会。(もちろん給料でません)
- 気難しいドクター(多数)とのやり取り。
- 5日勤こなして当たり前のシフト。
- 急性期のピリピリした環境にイライラしたスタッフ・・・。
そんな疲れの取れにくい状況と、最悪な人間関係私は常にイライライライラ。心が消耗する毎日。
頭の中は常に「辞めたい!!」でいっぱい。
朝起きると「仕事行きたくない・・・。」
そんなある日、彼からのプロポーズを受け、彼の職場の近くに引っ越すことに決まりました。
私の病院からは遠くなるので、「結婚」「引越しで職場が遠くなる」この2ワードを使えば簡単に辞められる。
・・・そう甘く思っていました。
現実には・・・
約1年近くそのまま働くことになってしまったのです。
辞めたいけど、辞めさせてくれない!!
彼との「結婚」と「職場が遠くなる」この言葉を武器に早速師長と面談を調整しました。
(忙しい師長、看護師はシフト制なので、面談するのにもなかなか時間がかかるんですよね。
私は師長と1回の面談の日程を合わせるのに2週間くらいかかりました。)
師長に「ご報告があります。」とちょっと神妙な面持ちで結婚と退職の話をしました。(6月)
すると、師長からは、「その距離からでも通勤している人いるし、やってみてから決めたら?」
そう一刀両断され、
看護師3年目で気の弱い私は、何も言い返すことができずに、そのまま「引越して、様子をみてから退職を考える」
ということになりました。
そしてもちろん、今の凄く忙しい環境にイライラしたまま・・・
職場が遠くなったことで更に負担増えて、更にイライラが重なり、引越ししてすぐに限界を迎えました。
(9月に引越しをし、10月にもう一度師長に退職の意を伝えました)
:
:
「ボーナス貰って辞めるだなんて!私は部長にそんなこと言えない!
キリのいい3月末までにしてちょうだい!」
・・・。
はい。
なぜか怒られました。
そして、気の弱い私は、言い返すことができないので、6月に退職の意を伝えましたが、結局3月末に退職することが決定しました。
退職の意を伝えてから、退職できるまでに9ヶ月かかってしまいましたね。
私は辞めるのに1年近く!先輩は3ヶ月!?
10月の時点で、3月末に退職することが決定した私ですが、12月に物凄く驚くことがおこったのです。
先輩ナース「私、結婚するので12月末で退職します~♪」
えぇッ!?
はじめ、耳を疑いました。だって、先輩ナースが結婚報告をしたのが9月・・・。
私より後に結婚が決まって、私より先に退職が決まったのです。(因みに妊娠はしていません。)
師長に相談してから実質3ヶ月で退職することができているのです!!
こっそり先輩ナースにその理由を聞くと・・・
どうやら転職サイトを使って転職活動をしていて、その転職サイト側が「退職のアドバイス」もしてくれたとのこと。
それでスムーズに退職⇒転職することができたようです。
私の9ヶ月間は一体・・・。
しかも、転職先は今の病院よりも給料は上がるし、残業も少ない好条件とのこと。
よくよく話を聞くと、その転職先も、通常のネット上では出回らない「非公開求人」で紹介してくれたと教えてくれました。
つまり、自力ではたどり着くことのできなかった好条件の職場を転職サイトが紹介してくれたわけですね!
私も退職が決まったと先輩に伝えると、先輩ナースは私にその転職サイト(看護のお仕事)を教えてくれました。
先輩は、退職してから転職先を探すんじゃなくて、
退職を考えた時点ですぐに転職サイトに登録したから、アドバイスももらえてすぐに退職することが出来たって言ってました。
私も教えてもらったその日にすぐ登録しました!
転職後の私
転職サイトで紹介してくれた慢性期の病院が、私の性格にぴったりでした!
ゆったりとした看護ができるので、心に余裕を持ちながら「毎日ニコニコ」で「今日も仕事がんばるぞ!」
そんな気持ちで過ごすことができました。
結婚を機に退職ということも考慮してくれて「育児・家事と両立しやすい職場」ですので、残業もほぼ0で、定時の17時に上がれたのが何よりうれしかったです。
自分自身の生活環境が楽なものへと変わったのもよい変化でしたが、看護師としてやりたかった、細かな心遣いができたのも、嬉しい変化でした。
急性期病院では、患者さんのモーニングケアもじっくりできず・・・。
伸びきった爪や「肩が痛いからマッサージして」という訴え「看護師さん、寂しいから側に居て」・・・という細かな部分に、その忙しさゆえ、じっくり寄り添うことができずに歯がゆい思いをしてきました。
しかし転職してからは
- 温かいタオルで、顔の隅々までキレイにし、鏡の前に誘導して髪を整えるモーニングケア
- 爪が伸びきる前に定期的に爪のお手入れ
- 寂しいと訴える患者さんの側に腰を下ろしてじっくりと話を傾聴
- 「肩のマッサージして」「背中がかゆいから掻いて」・・・。
といった小さなことまで、患者さんと向き合って対応ができる環境で働けるようになりました。
前の忙しい職場では本当に考えられません。
「医療行為」以外の心と心が触れ合うような優しい看護の時間。
私が求めていたのはそのような空間でしたので、バリバリのキャリアナースではありませんが、そこに確実に「看護師としてのやりがい」を感じるのです。
そして、体に余裕があると、心にも余裕が生まれ、患者さんからも「クレヨンさん(私)、いつも楽しそうだね~」と前の職場では絶対に考えられなかった評価も頂きました。
本当に転職してよかったなと思える瞬間でしたね!
最後、まとめいきます↓
まとめ:イライラしてる看護師へ伝えたいこと
「仕事=キツイ」が当たり前みたいな看護師界。
でも、絶対にそんなことはありません!イライラしたまま過ごすのがベストな環境だなんて思いません。もちろん、最初の3年とかは修行の意味で厳しい環境に身をおくのもいいとは思いますが・・・。
初めからその病院に勤めているからという理由で、毎日イライラ心を消耗させながら働き続ける意味って一体・・・。と考えてしまいます。
人は「変化」を恐れる人間だそうです。今のキツイ状況が「変化」する恐れて、何もせずそのままイライラした看護師人生を送るのか、それとも、「変化」を恐れず勇気を出して思い切って新たな人生に歩みだすのか。
このブログにたどり着いたのも何かの縁だと思います。今が人生を変える大きなチャンスだと思って、新たな一歩を踏み出してみませんか?
あなたの看護師人生がニコニコよりよいものになる事を願っています!